斎藤佑樹は「おねだり王子」 ハンカチが泣いているぞ

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過去に巨人・桑田処分の例

   週刊文春が(首都圏などで)発売される前日の13日、斎藤はオリックス戦に先発し、5回無失点の好投を見せた。勝利投手にはなれなかったものの、最近にはない良い内容だった。14日付け新聞には、斎藤の好投と週刊文春の社告が同時に載っているのだから、なんとも皮肉だった。

「週刊文春に取り上げられるくらいなのだから、斎藤佑樹はまだ捨てたものではないという証なのかもしれない」

   プロ野球記者はそう語る。

   早実時代、夏の甲子園大会で優勝。ハンカチ王子と人気沸騰したことはまだ記憶に新しい。そのときから比べると、今回のスキャンダルは大人になった証ともいえる。

   プロ野球はこのところ、スキャンダル続きで、つい先日も元巨人投手による野球トバクの裁判が報じられたばかり。日本ハムの対応が気になるところである。

   記事の中で、かつて巨人の桑田真澄投手が金品授受で巨人から「選手登録禁止1か月、罰金1000万円」の処分を受けた、とある。かなり厳しい処分内容といえ、当時騒がれたものだった。桑田も斎藤も甲子園の優勝投手。それがプロに入って「おねだりヒーロー」とは。いま高校野球の季節である。

(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)

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