アメリカ放題「無料」がひっそり終了 「ひっそり過ぎるわ!」と大混乱

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「突然パケット代が1万円超えたとか、驚いた」

   とはいえ、2016年6月いっぱいで「アメリカ放題」キャンペーンが終了したことで、新しい料金プランに変更されていることを知らずに国際通話などを利用。数日で数万円の高額請求が届いたという人が続出しているようだ。

   インターネットでは、複数のツイッターユーザーが、

「ちょっと注意喚起。ソフトバンクの『アメリカ放題』、今まで申し込み不要でかけ放題無料だったけど、これは期間限定キャンペーンで6月30日に終了。7月1日からは自分で申し込みが必要。うちのカミさん、ずっとかけ放題だと思ってアメリカに行って、7月1日だけで16000円の請求(笑)」
「『アメリカ放題』がいつの間にか無料キャンペーンを終了していたらしい。突然パケット代が1万円超えたとか来て驚いた!ていうか、申し込みしている人には連絡してほしかった」

と投稿。米国で長く暮らすユーザーからは、

「日本にいない状況でSoftBankのHPやCMを毎日確認できる訳もなく、6月で勝手に『アメリカ放題』が自動で使えなくなり数日で数万円の請求... あまりにもひどいのではないでしょうか?」

と、困惑する声が寄せられている。

   なかには、高額な請求書を受け取ったユーザーが支払い免除を求めたり、しぶしぶ支払いに応じたりする人の声が混じっていて、どうやらキャンペーンの終了が伝わっておらず、ユーザーには「突然」打ち切られた印象が強いようだ。

   ソフトバンクによると、「キャンペーン終了」の案内は2016年6月7日からホームページで告知しているほか、6月24日時点で渡米しているユーザー宛てにはSMSで知らせている。さらに、6月24日以降に米国に到着し、Sprintのネットワークを利用したユーザーに対しても「メールが飛ぶようになっています」と説明する。

   しかし、

「これはアカンでしょ。ろくな案内もなしに無料キャンペーン終了って、返金が認められそうな気もするけど...」
「こんな重要な変更、加入者全員にSMS送ってもいいくらいなのに。ウェブで告知してるから知ってるはずって、気がふれてるとしか思えん」
「あれだけ宣伝しといて黙って終わらせたんか。やることがえげつないな」

と、怒りや呆れる声が多く寄せられている。

   一方、国民生活センターによると、ソフトバンクに限らず、携帯電話キャリアの海外通話をめぐる高額請求のトラブルは少なからずあるという。

   たとえば、海外旅行のときに着信であれば無料だと勘違いして利用して請求書が届いて驚くケースや、契約時に定額通話の除外項目を確認していなかったり、説明を受けたのに忘れて利用してしまったりするケースなどがみられる。

   同センターは、「まずは契約時などに、海外旅行で使うことをきちんと知らせて説明を受けることをオススメします」と話している。

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