元宮崎県知事の東国原英夫氏が、東京都知事選へ出馬した鳥越俊太郎氏を告示前から酷評している。
2016年7月13日夜、「報道ステーション」(テレビ朝日系)を見たとして、
「『ヨレヨレ』『ヨロヨロ』じゃないですか」「今日、一日、記者会見や公開討論やっていたと思う。この時間になってヨロヨロである。大丈夫か」
とツイッターを更新した。
「しかし、東京都知事選! 偽物しか出ないね」
東国原氏は、6日に放送された「ゴゴスマ」(TBS系)で、「長崎出身。京都大学卒。70歳以上。がんを患ったことがある」人が、無所属候補として出馬するよう準備していると語っていた。
都知事選については、東国原氏は6月下旬から度々ツイッターで発言していた。前東京都知事の舛添要一氏が6月21日付で辞職し、東国原氏は24日に
「舛添氏に対する今回のメディアの追及・糾弾は天晴れである。今後、舛添問題から波及し見えて来た数々の問題に、メディア、市民、議会がどう対応するか、きちんとウォッチして行きたいと思う」
とつぶやいた。
27日には、宮崎市内で地元新聞の記者に「都知事選に出るんですか?」と聞かれたことを明かす。「『出るつもりはありません』と答えたら、何か怪訝そうに僕を見つめていた」と振り返った。
7月に入ると4日には、「僕は個人的には増田さんになって欲しい気がする」と元岩手県知事の増田寛也氏の名前を出し、5日には「しかし、東京都知事選! 偽物しか出ないね。やはり本物は出ない。橋下氏、桜井氏、蓮舫氏、東国原(笑)、堀江氏辺りも入れとこうか、等々」と自身の名前を挙げた。俳優の石田純一さんが「野党統一候補なら出馬する」と8日の記者会見で発表したこともあり、その後も毎日のように都知事選に関する投稿を続けていた。