日産自動車は2016年7月13日、新型ミニバン「セレナ」を16年8月下旬に発売し、自動運転技術「プロパイロット」を初めて搭載すると発表した。
「プロパイロット」は、高速道路で走ることを前提に、ハンドルやアクセルなどを操作せずに走行できる技術で、速度も時速30キロから100キロまで設定できる。渋滞時のカーブ走行などにも対応している。また、渋滞中に先行車両が停車した場合は、システムで車両が自動的に停止。運転者が改めてブレーキを踏む必要がなくなった。ただし、車線変更や合流の機能は付いていない。道路交通法の規定で運転者はハンドルに手を置く必要があり、緊急時は自ら操作しなければならない。