梅干しは「パーフェクト」な食べ物 熱中症予防に骨の強化、肥満も防ぐ

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

しょう油やソースがわりに使うのもアリ

   番組レギュラーの主治医たちも梅干しの効果を絶賛だ。

札幌禎心会病院脳疾患研究所・上山博康所長「肉や小麦や米など、ほとんどの食べ物は酸性。クエン酸の最大の利点は、体をアルカリ性にする食べ物であること。体質を中和してくれるとても貴重なもの。夏バテにはクエン酸です」
和歌山県出身の秋津医院・秋津壽男院長「子供の頃、風邪をひくと梅干しを真っ黒になるまで焼いて、お茶を入れて風邪薬にしていた。塩分を除けばパーフェクトな食品。家では塩辛い梅も甘い梅も、水で塩分と糖分を抜いて、昆布とかつおのだしを漬け込んで味を付け直した梅干しを作っています」

   そしがや大蔵クリニック・中山久徳院長は、塩分が心配だという。

「標準的な大きさの梅干しで、減塩のものでも塩分が1グラムくらいは含まれている。それをいくつも食べてしまうと塩分過多になってしまってよくない。調味料として、梅干しをほぐして梅肉を色々なところにちょい足しするのがよい。冷奴にしょう油ではなく梅肉をのせて食べたり、とんかつもソースをかけるのではなく梅肉に大根おろしを付けて食べてみたり」
日本薬科大学・丁宗鐵学長「塩分の問題もあるが、逆に夏はそれを利用する。梅干しとお茶を一緒に水筒に入れると、熱中症予防のいい塩分補給になる。そういう新しい応用もあっていい」
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