日本のファン、待ちきれない!
そうしたなか、「ポケモン GO」を共同開発したNiantic アジア統括マーケティングマネージャーの須賀健人氏は2016年7月7日、自身のツイッターで、
「日本の皆様は引き続きお待たせしてしまい申し訳ございません・・・」
と、ツイートした。
これに、インターネットでは、
「まさか、iOSは1か月後とかないよね?」
「早くゲームしたい! ポケモンは日本のモノなのになんでいつも一番遅いんだよ」
「もう、ガマンできませんよ~~ イライラしています」
と、リリースを待ちわびるゲームファン、ポケモンファンが多くの声を寄せている。
なかには、
「おいおい、あまりにも遅すぎるんじゃねえか? 何日に配信するか明確にしろよ」
「もう少しってどのくらいだよ... なにをそんなもったいぶってるんだ。いつ出すのか言えよ」
と、焦らされて怒り出すファンもいるようだ。
日本での発売について、ポケモンカンパニーは「申し訳ありません。まだ、未定です」と話している。ただ、任天堂が7月末に、「ポケモン GO」をスマホ画面を見続けなくても遊べるデバイス「Pokemon GO Plus」を発売する予定で、「ポケモン GO」もこれにあわせてリリースされるとみられる。
こうした「熱狂ぶり」を受けて、2016年7月11 日の任天堂株は大幅続伸。一時、値幅制限いっぱいとなるストップ高を付け、前営業日と比べて4000円高の2万270円となった。12日も、2万3045円の年初来高値を更新。終値は2580円高の2万2840円で、4日続伸した。
ゲーム業界で、任天堂はスマホ向けのゲームでは「後発」とされるが、「ポケモン GO」のリリースで、一気に巻き返す勢い。ゲームではアイテムの課金売り上げに加えて、プレイヤーがスマホの位置情報を使って歩きまわるので、店舗や観光名所、イベント会場などに「動員」できる。企業からの引き合いが見込め、収益アップにつながる。
インターネットには、
「すげえ。早くやれよ」
「これは流行るわ。引きこもりがやるにはキツイゲームだがなwww」
「よしよしそのまま邁進しろ! やっと現実的な商売路線に修正したなぁ」
などと、個人投資家の期待の声もある。