「号泣」お天気お姉さんの「雨のち晴れ」 「女優業も視野に」とノリノリ

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   生放送中に突然泣き出してしまった、あの「お天気お姉さん」が芸能活動を始める――。2016年3月までNHK山形放送局のお天気キャスターとして活躍していた気象予報士の岡田みはるさんがマネジメント事務所への所属を決めた。

   自身のブログで報告したもので、「少しずつになるかと思いますが、考えつつ、仕事の幅を広げていけたら」と意気込みをつづっている。ただ、具体的な活動予定は明らかにされていない。そこでJ-CASTニュースは、所属事務所に今後の活動について聞いてみた。

  • ブログでマネジメント事務所への所属を報告(画像は公式ブログのスクリーンショット)
    ブログでマネジメント事務所への所属を報告(画像は公式ブログのスクリーンショット)
  • ブログでマネジメント事務所への所属を報告(画像は公式ブログのスクリーンショット)

6月末に「ひっそり」テレビ復帰

   岡田さんといえば2015年12月、NHK総合「ニュースやまがた6時」で原稿を読んでいるうちに涙声になり、ついに泣き出してしまった「事件」が記憶に新しい。

   前代未聞のハプニングは各局のワイドショーでも取り上げられ、岡田さんは一躍有名に。数日後に復帰した際にはインターネット上でも数多のエールが送られたが、16年3月25日の放送を最後に降板した。

   以降の活動はほとんど知られていなかったが、6月30日には「ひっそり」とテレビ復帰を果たしていた。記録的な大雨による被害を受けた長崎市に赴き、TBS系の情報番組「ひるおび!」の中継レポーターとして画面に登場。約2分間という短い時間ながら、現地の天候や民家崩壊現場の様子を詳しく伝えていた。

   放送時に「例のお天気お姉さん」だと気付いた人はほとんどいなかったようだが、その後いくつかのメディアが報じたことで「よかった!」「頑張って下さい」といった声がネット上にいくつも寄せられていた。

   そんなタイミングで発表されたのが、今回の事務所所属話だ。7月11日、「ご報告」と題したブログ記事に次のようにつづっている。

「最近、今までの私には考えられなかったような種類の仕事の打診をいただくことが時々あり、周りの人と相談した結果、新たに、こちらの事務所にもお世話になることになりました」

   岡田さんはもともと気象予報会社「ウェザーマップ」に所属しているが、同社とは別に、文化人の芸能活動をマネジメントしている事務所「M's Laboratry」にも所属するという。あくまで本業を重視しつつ、徐々に仕事の幅を広げていこうと考えているようだ。

すでにクイズ番組出演オファーも

   一体どのような経緯で所属することになったのか――。所属事務所は12日、J-CASTニュースの取材にこう答えた。

「当事務所は、岡田さんを応援したい気持ちからマネジメントをしております。以前から、どうして芸能活動をしないのかなと思っておりましたが、最近まで大手事務所さんが手を挙げられるご様子がなかったもので、思い切って当事務所からマネジメントしたい旨、申し入れました」(事務所担当者)

   岡田さんのブログには、どのように「仕事の幅」を広げていくかは書かれていない。事務所としてはどのような方向を考えているのか。担当者はこれについて、

「これからは本業の他に、見る人を勇気づけるような演出のCMやドラマ、映画などに出たらいいんじゃないかと思っております。エッセイなど執筆についても売り込んでいきたいですね」

と、具体的な展望を明かした。ちなみに岡田さんは早稲田大在学中、早稲田や下北沢を中心に活動する劇団に参加していた過去がある。

   すでに仕事のオファーも入ってきているそうで、現在は講演や学会発表の予定が控えているとのこと。クイズ番組出演のオファーもあったが、スケジュールが合わずに断ったそうだ。

   事務所としては、岡田さんが「夢や勇気を与えられる人間、これからの文化を担う人間に育つこと」を願っているという。

「不器用なところもあるかもしれません。しかし、本人の思い入れのある『気象病』(編注:気象の変化によって生じる症状)についての研究も含め、これまでと変わることなく、地道に焦らず才能を活かして活動をして行ってほしいと思います」(担当者)

   例の「泣き出し事件」の経験を活かし、涙を流すシーンが上手な女優に――なっていくかもしれない。

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