白米なし「お手軽減量」の落とし穴 体の中はブヨブヨ肥満になっている

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脳の活動停滞させないために必要な量は

   スタジオで「最も知りたい」との声が上がったのが、「どのぐらい糖質を制限するのが適正か」だ。厚生労働省によると、食事のバランスは「炭水化物60%、脂質25%、タンパク質15%」を推奨する。糖質制限中の玉川は「(炭水化物が)多い」と疑問を呈した。

   1日の活動量は人によって違うが、大和田医師によると、普段の生活で運動しないデスクワーク中心の人は、「1食当たり白米100グラムで、1日3食」を目安として挙げた。脳の活動を停滞させないためには、最低限でもこの程度の炭水化物は摂取する必要があり、かつダイエットのためには運動するのが大事なのだ。

   糖質制限が動脈硬化と関係しているという論文があるという。「健康のために」と思って糖質を減らしたのに、逆に不健康になってしまう恐れがある。「できるだけ立つ、歩く」だけでもカロリーの消費量は大きく変わるので、茶碗に盛られたご飯の量を気にするよりも運動する習慣を身に着けた方がよいだろう。

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