英EU離脱 シストレ24を利用しているFX投資家はどう乗り切ったのか?

65%のサラリーマン投資家の特徴とは

   インヴァスト証券によると、シストレ24のユーザーは30~40代が多く、サラリーマン投資家がシストレ24の口座総数の65%を占めている(2016年6月28日時点)。

   「シストレ24が仕事をされている方に、よくご利用いただける理由は、精神的負担が少なく、『裁量取引』より危機管理しやすいからでしょう」と、担当者はいう。

   裁量取引とは、自分で売買する取引。日本のFX口座の大半は裁量取引で、「夜も寝ずにトレード」「平日は気になって仕事に集中できない」などの声はよく聞く。シストレ24はストラテジーに一任するだけなので、そんな心配はない。

   裁量取引より、シストレ24のほうが「収益チャンスを自分で必死に探すこと」や「四六時中、取引の判断を迫られる」ような、精神的な圧迫がないため、投資で最も重要となる「資金管理」に集中しやすいようだ。

   インヴァスト証券の担当者は、「お客様で成功している方の多くは長期的な視野で運用しています。1か月などの短期ではもちろん負けることもありますが、6か月、1年と続けていれば、実績を出せる可能性が高いという信頼をシストレ24に対して持っていただけていると思います。また、ストラテジーを選びっぱなしにしないことも成功の秘訣。週1回程度でかまわないので、運用状況に気を配ってあげると、今回のようなイベントで大失敗することもないでしょう」と語る。

   ユーザーからのシストレ24への有用性、信頼性という点では、英国のEU離脱決定後の動きにもあった。金曜日の24日にストラテジーの運用を止めていた人は、翌週の27日(月)には運用を再開するという動きがみられたという。

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