都知事選への出馬が取りざたされていた、元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏が2016年7月10日、出馬の意向を固めたとして、記者会見を11日に開くと明らかにした。
自民党都連は増田氏を擁立する方針で、同都連への推薦依頼を10日に取り下げた小池百合子・元防衛相と保守分裂選挙になる見通しとなった。
都庁で正式表明
都知事選は14日告示、31日投開票。増田氏は11日、都庁で会見を開き、正式に出馬表明する。参院選(10日投開票)が終わった11日以降、都知事選へ向けた動きが本格化する。
増田氏は、東京都内の区長や市長などと意見を交換するなどしながら、出馬のタイミングを探っていた。参院選の投票が終わったことから、自民党都連の推薦が確実になったのを見計らい、出馬を正式に表明することにしたものとみられる。