石田純一、収入激減でも耐えられる? 東尾理子も「スッキリした」

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テリー伊藤「貧乏に対する慣れもあると思う」

   展望が不安視される石田さんだが、タレントのテリー伊藤さんは2016年7月10日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、「立候補するのは、僕は良いことだと思う」と理解を示した。収入減の可能性にも触れ、

「10分の1以下になるかもしれない。でも石田さんは『不倫は文化だ』と言っていたころは本当に仕事がなくて、スカスカだった。そういう意味では貧乏に対する慣れもあると思う」

と見解を示した。知事としての実務能力には「石田さんは不真面目な人じゃない」とした上で「都知事は参謀が大事になる。優秀な参謀を選ぶ力があればいい」とさほど問題視しなかった。

   石田さんは1996年の「不倫は文化」発言の報道後、仕事が激減し生活に困窮したと、2014年9月27日放送の「サワコの朝」(TBS系)でも自ら明かしている。ただ、実際の発言は「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」というもので、直接「不倫は文化」とは言っていなかった。この時に、「物事には色々な見方がある」と感じて「過剰に反応しない」ようになり、バッシングが続いた状況にも「自分にとって何か意味があるに違いない」と解釈して乗り越えたという。

   石田さんは16年7月9日の取材で、理子さんの説得にも触れ、「『言いたいこと言ったらスッキリした』と言われた」として理解を得つつあることを匂わせている。

   ただ、肝心の「野党統一候補」として石田さんに白羽の矢が立つ可能性はあるのか。すでに民進党からは、宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長、長島昭久・元防衛副大臣、松沢成文・前神奈川県知事、古賀茂明・元経済産業省官僚ら、複数の名前が挙がっている。

   この点について、毎日新聞社特別編集委員の岸井成格氏は16年7月10日放送の「サンデー・モーニング」(TBS系)で、「野党はどうしてもなんとか統一候補にしたい。その点では石田さんの名前も候補者の一人として残っている。候補者選びは非常に混沌としている」と話した。

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