政治経験なしでも「新しい風が吹いてもいいのでは」
石田さんは「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)のキャスターを務めたこともあり、政治や社会問題への関心が深い。
政治経験、行政経験がないことについては「非常に批判的に思われるところだとは思う」としつつ、元大阪府知事である橋下徹氏(47)の名前を挙げ、「府知事になられた時には政治経験がなかったが、非常に政治的能力の高い方だった」と指摘。その上で
「政治のプロがやったからすべてOKというわけではない。新しい風が吹いてもいいのではないかと思う」
と話した。
石田さんの出馬意向表明はインターネット上でも話題になっているが、反応は必ずしも芳しくない。
「氏が唱えてる事は都政じゃなくて国政では?」
「奥さん反対しとるんやろ??やめとけ」
「『石田純一にやらせるくらいだったら、俺が都知事になった方がまだしもだろ』と思っている男性が、都民の中に何万人いるのだろうか」
といった意見が上がるほか、野党統一候補の条件付きで出馬という提示の仕方に、「何様?」という書き込みも増えている。
報道陣からは、芸能人としての仕事への影響についても質問が飛んだ。現在、CM契約やテレビ出演などの問題はほぼ解決済みだという。
実際、2015年9月には安保関連法案に反対するデモに参加して注目を集めたが、実はこれにより「注意を受けたり、仕事も減ったりした」という。
一方で、プロゴルファーで妻の東尾理子さん(40)は、今も出馬を反対している。記者から改めて尋ねられると「そうなんですよね」と苦笑いし、「心配で、不安で、反対です」と言われたことを明かした。ただ、離婚危機について問われると「それはないと思うんですけど」と笑った。