七夕名物となっている上智大学の「上智浴衣デー」が2016年7月7日、行われた。大学に近いJR四ツ谷駅周辺は朝から浴衣姿の男女で溢れ、道行くビジネスマンが時折振り返る様子も見られた。
J-CASTニュース記者はキャンパスを訪れ、夏空の下、女子大生らに取材した。
授業の後は「東京湾の納涼船」「ディズニーシー」に行きます
「浴衣デー」は同大が創立100周年を迎えた2013年に始まり、16年で4回目。毎年、七夕に実施され、留学生が日本の伝統文化を体験したり、学生や教職員がさまざまな企画を通じて交流したりする。
16年7月7日、学生らは例年と同じくツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどを通じて浴衣の着用を呼びかけ、色とりどりの浴衣姿に身を包んだ。厳しい日差しが照りつける中、涼やかな水色や桜色の浴衣がキャンパスを彩った。
浴衣デーはネットでも話題となり、15年には学生らがSNSに投稿した写真をまとめた記事も作られた。16年も、ツイッターに「#上智浴衣デー」というハッシュタグが登場し、学生が撮影した写真を次々投稿した。
今回、記者が取材した女子大生は、1年生から4年生までの計10数組。初めて「浴衣デー」に参加したと話す学生も多かった。
授業が終わった後に浴衣を着て訪れる場所を聞いてみると、「浅草」「サークル活動」「東京湾の納涼船」「ディズニーシー」などさまざまな答えが返ってきた。