水道橋博士「身を切るような功績」「追撃展開にはならない」
ただ、同じ言論界や文化人からは次々と応援メッセージが送られている。
コメンテーターとしても活躍する水道橋博士さんは6日夜、ツイッターで「荻上チキのスキャンダルを追撃するような展開にはまずならない」と指摘。
「荻上チキに関して仕事仲間からのタレコミや苦情もないよ。むしろ、身を切るようなその功績の方が余りあるもの」「毎日、毎日、ラジオをつけるたび、なんという自ら汗をかき誠実な社会への向き合い方かとまっとうなリスナーなら思うよ。プライベートは誰しもが、もろもろの問題を持つよ」
と擁護した。
アイドル評論家の中森明夫氏も6日夜、「荻上チキさんの冒頭の釈明、誠実なものを感じた」として「がんばってほしい」とツイート。
評論家で千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏も7日、「チキさんは、みんなから愛されているってことだよ そして人間だ 僕は荻上チキ、Session-22、シノドスを応援するし、信じるよ」とエールを送った。
東浩紀氏は「擁護」の姿勢はとらないまでも、「しかし、ほんとに世の中不倫が大好きになったな。むかしは、こんなの業界の噂話で笑い話で終わってたのになあ」「常識的にはこの釈明で終わりだと思うが、最近の週刊誌とネットはなに考えているかわからないからなあ」などとツイートした。
荻上氏と同じく、世の中的に誠実なイメージが定着していた作家の乙武洋匡氏(40)は「週刊新潮」による不倫報道後、表舞台から消えてしまった。ただ、TBSラジオの入江清彦社長は6日に行われた定例会見で、報道内容だけを受けての番組降板は考えていない、と語ったと一部で報じられている。