「レオタードを着て見てもらいたい」と来る男性
この事件を受けて、都内のバレエ・ヨガ教室の女性講師は6日午後、
「実際に教室を始めてみて問い合わせ、見学、体験等の男性のうち7割は危険な予感がする方でした」
と、ブログでつづった。ブログによれば、「結果として、男性の入会を禁止せざるを得ないバレエ教室は多くあります」と語った。バレエを学ぶために来る「普通の方」も3割いる一方、「不純な動機で来校する男性」が後を絶たないという。
この講師は、続けて
「このような事件はバレエのトレーニングに真摯に取り組んでいる男性にとっては迷惑極まりない話です」
「バレエを好きな人が不自由なく思う存分バレエをできる環境をつくりたいだけなのに なぜシンプルにいかないんでしょうね。きっと私だけでなくバレエを愛する多くの人が葛藤していることでしょう」
と書き込んだ。
この女性講師に、J-CASTニュースはあらためて話を聞いた。ブログにある「不純な動機」とは何なのかについては、「男性はレオタードを着ないのが普通だが、『自分もレオタードを着て見てもらいたい』と来る人も多い」と話した。
また、この講師の教室でも以前、男性生徒を歓迎するためにホームページの目立つ場所に「男性もOK!」と書いていたが、不純な動機の男性が多くなり、消したのだという。その代わり、「Q&A」欄に「男性でも受講可能ですか?」「常識的な判断のできる方であれば、もちろんどなたでもご入会いただけます」と明記すると、「不純な動機で来校する男性はほとんどいなくなりました」という。