「スマホのノウハウで日本に新しい風を吹き込みたい」
一般向けモデルの市場想定価格は6万9800円(税抜き)から。価格だけで見ればiPad Proより約2万5000円、Surface Pro 4より約6万5000円安いということになる。キーボードは別売りで1万4800円。MatePenは7800円で販売する(いずれも税抜き)。
タブレット所有率は「頭打ち」と言われ、飽和状態に近づいている。競争は激しくなる一方だ。その中で「2in1」は人気の高まっているカテゴリーだが、すでに各社が注力しており、シェアを広げるのは決してラクではない。
ファーウェイ・ジャパンが行った7月4日の発表会で、端末統括本部プロダクトソリューション統括部のコリン・コン本部長は「ポータブルPCはレッドオーシャンの時代に入っている」とした上で、
「ライフスタイルの変化によって、ビジネスパーソンがポータブルPCに求めるものも変化している。スマートフォンメーカーとしてのノウハウを生かし、ビジネスとエンターテインメントを融合させたデバイスで、日本のパソコン市場に新しい風を吹き込みたい」
などと意気込んだ。
同イベントには女優の菊川怜さん(38)も登場。実際に製品を使用したといい、「薄くて軽いことに、とても驚きました。タイピングの感覚も心地いいです」と紹介していた。