【サタデープラス】(TBS系)2016年6月25日放送
「あなたの足裏&足先からわかる5つのこと!」
多くの人が普段あまり気にしていないだろう「足の裏」や「足の爪」。実は健康状態を映す鏡と言われている。
心身に不調があれば、足にサインとなってあらわれる可能性がある。番組では、5つのチェックポイントを紹介した。
皮ふから1ミリはみ出す長さが理想的
1つ目は「足の爪の切り方」だ。爪の先全体がアーチを描くように両サイドを短く切っていると、巻き爪のリスクが高くなるという。巻き爪は爪の両サイドが丸まって肉に食い込んでしまう症状で、ひどくなると痛みで歩行困難に陥ることもある。
爪は何もしないと丸まっていく性質がある。通常は歩くことで指先に体重がかかり、爪に下から圧力がかかって丸くなるのを防いでいる。
爪の両サイドを切りすぎると、指先からの圧力が伝わらず、爪が本来の巻く力を発揮し、皮ふに食い込んでしまうのだ。正しい爪の切り方は、まっすぐ横に切り、両サイドは軽く整えるだけにする。皮ふから1ミリほどはみ出しているのが理想的な両サイドの長さだ。
2つ目は「足裏のタコ」。周りより固くなっている部分があると、足の裏にかかる体重のバランスが崩れている可能性がある。
足の裏の重心が崩れると関節に余計な力が加わり、ひざ痛、腰痛、肩こりのリスクが高まる。
重心が崩れる原因の一つに「偏平足」がある。偏平足は遺伝性のものと、加齢によって起こるものがある。
すねの内側には土踏まずを持ち上げる「後脛骨筋(こうけいこつきん)」という筋肉があり、これが加齢で衰えると、土踏まずを支えられなくなってしまう。
偏平足を改善するには、空き缶を横にして床に置き、足の裏でコロコロと転がすだけでOK。時間の指定も特になく、気が付いた時にちょこっと行うだけでも効果が得られる。