国家公務員を対象にした「ゆう活」が2016年7月1日から始まった。朝早く出勤し早めに帰宅することで夕方以降の時間を有効に活用しようというもの。およそ22万人が対象で8月末まで2か月間実施される。
「ゆう活」は15年から始まり、「ゆう」は、夕方からの悠々とした時間、友人と会う時間、家族と過ごす優しい時間、遊ぶ時間などをイメージしている。内閣人事局が15年に実施したアンケートによれば「ゆう活」によって「定時以降の業務を減らせた」という人が47.9%、「変わらない」が45.0%、逆に「増加した」が7.0%だった。今年は勤務時間を選べるフレックスタイム制も導入した。政府は民間での導入も呼び掛けている。