横浜市内の小学校13校で2016年6月28日、給食を食べた子ども17人にアレルギー症状が出た。原因は同日に出されたコロッケとみられている。
横浜市教育委員会健康教育課によると、乳アレルギーをもつ子どもでも食べられるよう、市教委は製造業者に乳不使用のコロッケを発注していたが、製造業者が誤って脱脂粉乳を混入させてしまったのが原因だと話した。
17人は、発疹、目のかゆみ、喉の違和感といった症状が出た。うち2人は28日に救急搬送されて入院、治療を受けた後、翌29日に退院した。
6月30日現在、市教委は詳しい原因を調査中とのこと。取材に対して、製造過程を改めてチェックし、再発防止に努めると話した。