大阪のフグ調理資格が「緩い」と話題 なぜ東京とココまで異なるのか

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   皮に毒があるフグが大阪市北区のスーパーで売られていた問題で、大阪でフグの調理資格を与える基準が緩いのではないかとネット上で話題になっている。

   マフグの別名「ナメラフグ」と書かれたパック内には、黒っぽく膨らんだ北海道産のフグが丸ごと詰められていて...。

  • フグの調理めぐり東西で違いが
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処理場ないまま、皮に毒があるマフグを入荷

   この画像は、ツイッターで2016年6月28日に投稿されたものだ。パック詰めは、1匹ずつ計2匹分あり、小さい方が5800円、大きい方が9800円の値が付いていた。

   パック詰めのフグは、激安のキャッチフレーズで知られる「スーパー玉出」の天神橋店で売られていた。本部の広報担当者などによると、2匹分は10時間ぐらい陳列された後、店の従業員が気づいて売り場から撤去した。買った人はだれもおらず、被害はなかった。

   大阪市の生活衛生課によると、毒抜き処理済みのフグを販売する場合も、大阪府のフグ取扱登録者の資格者がいなければならず、市の販売許可も取っている必要がある。この店では、資格者がおり、許可も取っていた。

   一方、フグを処理するには、処理場を設置しなければならず、別に市の許可も必要になる。ところが、スーパー玉出では、こうした手続きを行っておらず、資格者がマフグを入荷し、皮を剥いで販売する予定だったという。

   皮があるまま販売した理由については、パートが皮に毒のないトラフグと勘違いしてパックに詰めて陳列したためだったと説明している。なお、毒のある肝臓や卵巣は入荷時には除去されていたとしている。

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