環球時報、面会は「市場開拓と知名度の向上には逆効果」とけん制
香港のアップル・デイリーなどは6月27日、中国共産党中央宣伝部が国内メディアに対して、ガガさんの楽曲を使わないように指示したと報じた。それによると、中央テレビ、環球時報、人民日報など中央のメディアに対して、チベット独立勢力に対する対決姿勢を鮮明にすることも求めたという。
こういった通知も影響しているのか、中国共産党系の「環球時報」(電子版)は6月29日、ガガさんに批判が殺到していることを紹介。ネット上の声について
「今後、中国でコンサートを開くことができないとみるネット利用者もいる」
と紹介しながら、
「一部の西側のアーティストやビジネスマンはダライ・ラマに会いたがるが、これは人々を見下すような行動だ。このような行動は中国人民の反感につながり、市場開拓と知名度の向上には逆効果になる」
などと論評した。