女性専用車両というのは男女差別なのか?
ユーチューブにアップした動画説明にこの男性は、「いつもの来てるんで」と言ったのには驚いた。「お客」に対して言う言葉でしょうか?と疑問を投げかけ、さらに、周りの女性乗客に大声で「ご協力いただけないということで・・・」などと言い訳したが、これでは自分がまるで「悪者」のようだ、などと苦言を呈した。
この動画についてネットでは、男性の言うように女性専用車両というのは差別であり、日本の恥だから廃止すべきだし、それが叶わないならいっそのこと男性専用車両も導入すべきだ、といった声も多く出ている。そして、
「混雑時、共用車両ぎゅうぎゅうなのに、女車両がらがら。この現実を一度でも見たことがある人は、駅員に拍手なんかしないよ」
「以前から駅員を困らせて、今回ついに堪忍袋の緒が切れて、それを待ってたかのように晒したんでしょ。罠にはめられた駅員さんが気の毒だわ」
「ご協力をお願いしますと言いながら、事実としては強要強制になっていることの方が大問題だと思う」
などといったことが掲示板に書き込まれている。JR東日本東京支社の広報に今回の騒動について16年6月30日に取材したが、
「事実確認できていないため答えられない」
ということだった。女性専用車両に男性が乗ってはいけないという法律はないが、
「ご協力をお願いするしかありませんし、一度断られたからといってそこで諦めるのではなく、説得を続けていくことになります」
と広報は話していた。