高知東生・酒井法子に「介護をなめるな」の声 「します」アピールも実態なし

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酒井さん、裁判で「介護の仕事を勉強していきたい」と語ったが...

   逮捕後「介護引退」の真相が明らかになると、ネット上には「介護をなめるな」「イメージ戦略に使うなんてバチ当たり」「介護の仕事をしている者として本当に許せない」といった批判が相次いだ。

   16年6月26日放送の「サンデージャポン」(TBS系)では、女医でタレントの西川史子さん(45)が「介護を隠れ蓑にしたってことが、まず許せない。その間にエステサロン開業しているけど、介護ってそんな生易しいものではない」と怒りを露わにした。

   「介護」に精を出すことをアピールしながら実態が伴っていない――という意味で高知容疑者と共通するのが、09年に覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けた女優の酒井法子さん(45)だ。

   酒井さんは裁判の中で「介護の仕事を勉強していきたい」と語っており、10年1月には当時の創造学園大(群馬県高崎市)に特待生として入学した。

   だが、同大は13年に廃校。事務所担当者によると、介護の勉強はこの時点で終了したといい、「以降は女優、歌手を本業とし、それに専念している」という。6月28日に出演した「本格復帰」イベントでも介護については一切触れなかった。

   ネットニュース編集者の中川淳一郎さん(42)は28日、高知容疑者と酒井さんを例に出しながら「なんか『介護』が『立派な人』の象徴として悪用されてる感じだな」とツイートした。

   ちなみに「カネと政治」問題で東京都知事を辞職した舛添要一氏(67)にも同様の疑惑がある。

   かつて舛添氏は「母親の介護経験が政治家転身のきっかけ」と語り、98年には介護体験を綴った『母に襁褓をあてるとき――介護闘いの日々』を上梓。07年には厚生労働大臣に就任した。だが16年6月、母親と同居していた長女夫婦の娘が、実際はほとんど介護をしていなかったことを複数メディアで証言した。

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