脳腫瘍と闘う8歳の息子を支えるために、息子の手術痕とそっくりのタトゥーをスキンヘッドに入れた父親の写真が米国中の感動を誘っている。
2016年6月下旬、ABCやCNNなど多くの米国メディアが報道した。
息子はすっかり気に入り「僕たち双子だね」
この父親は、米カンザス州に住むジョシュ・マーシャルさん。ABCの報道によると、現在8歳の息子のガブリエル君は2015年3月、脳にできた腫瘍を取り除くために手術を受けたが、頭部右側に「C」の字型の縫合痕が残ってしまった。
ガブリエル君は「僕はモンスターだ」と感じるようになり、元気をなくしていった。そこで、ジョシュさんは「パパも同じ傷痕のタトゥーを頭に彫るよ。そうすれば、誰かにジーっと見られても、2人一緒だから平気だね」と伝え、頭をスキンヘッドに剃りあげ、「C」の字のタトゥーをガブリエル君と同じ個所に入れたのだった。ガブリエル君はジョシュさんのタトゥーをすっかり気に入り、「僕たち双子だね」と話しているという。