「参院選18歳選挙」で注目のYouTuber 35万人会員の「KAZUYA」って誰?

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政党を褒めた後、付けたオチとは

   例えば16年6月22日に公開した約3分の「Twitterで民進党が税金を使って『#3分の2』をプロモーションで炎上」という動画はこんな内容だった。

   ツイッターの「まず、(与党に)3分の2をとらせないこと」というつぶやきに対し、消極的な姿勢であり、選挙戦が始まって真っ先に訴えるのが政策ではなくて「妨害」だった、と噛み付いた。日本共産党の方が面白いプロモーションをしていて、候補者をトレーディングカード風にしてアピールしている、と褒めた後に、

「しかし共産党がカードって、レッドカードじゃないですか。残念、退場ですね」

とオチを付けた。

   もっとも、人気だからといって順風満帆とは言えないようだ。15年7月10日付けのブログで、「YouTubeに圧力が来てしまったようです」と書き、広告が止められたことを打ち明けた。YouTuberにとって広告収入がないのは死活問題で、広告を止められ廃業する人も出た。理由は分からない、としながら、広告が止められる傾向としては韓国の話題が多い、とも書いている。

   実際、韓国でKAZUYAさんは非常に厳しい評価を受けているらしい。韓国紙大手、中央日報日本語電子版の記事(14年10月30日付)では「有名右翼ブロガー」「代表的なネットライト」などと批判的に紹介された。ここでいう「ネットライト」とは、規模は小さいがインターネット空間を通じて団結し、攻撃的な性向を見せる者、を指しているという。

   それでも、日本ユーザーの間での評価は高く、ネット上では、先のエキサイトに掲載された対談に対し、

「KAZUYAは教科書にするべき。全てが事実だ」
「カズヤ好きなわけじゃないけど、記事にあることは一理あると思う。(略)他の政治動画は棒読みとか文字スライドが多いからな」

と好意的な声が寄せられている。

   勿論、国内でも批判的な意見もあり、

「俺ネトウヨだけどこいつはマジで嫌い。ニュース読み上げて2chの反応言うだけの(略)ユーチューバーやん」
「中身のない事垂れ流して、あわよくば扇動しようってスタンスのテレビより全然マトモだからな。Youtuberのほうがマシってどういうことなんだ?テレビのコメンテーターってのはどうなってんだ?」

といった内容が掲示板に出ている。

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