JAL、副操縦士逮捕で欠航 機長とけんか、警官殴った疑い

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   日本航空(JAL)は2016年6月28日、男性副操縦士(42)が逮捕されて乗務できなくなり、代わりの乗務員が手配できなかったため、同日7時35分に小松空港を羽田空港に向けて出発予定だったJL182便(ボーイング737-800型機)を欠航したと発表した。

   JALの説明によると、同じスケジュールで移動していた機長と副操縦士が6月27日の乗務終了後に金沢市内の飲食店で飲酒し、副操縦士が機長を殴るなどして暴行。目撃者が警察に通報し、2人は22時15分頃に駆けつけた警察官から職務質問を受けていたが、副操縦士が警察官を平手で殴ったため、公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕された。副操縦士は28日正午時点で石川県警金沢中警察署に勾留されたままだ。

   欠航になったJL182便には81人が搭乗予定で、後続便や他社便に振り替えた。

   JAL広報部は

「心より深くお詫び申し上げます。当該社員が逮捕されたことは大変遺憾であり、お客さまをはじめ、皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。事実関係を調べた上で、厳正に対処いたします」

とするコメントを出した。

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