「虚構新聞」の記事もタイトルから事実と信じる
日本での象徴的な例は、ジョークサイト「虚構新聞」の記事だ。事実ではないフィクションを「記事」として掲載しているサイトだが、これらの記事が何度も「デマを流した」として扱われている。有名なのが12年5月の「橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化」というタイトルの記事だ。ツイッター上では、拡散されたタイトルを見て信じた人が大勢出た。リンク先をクリックして記事を全部読めば、「虚構新聞」のジョークと分かるはずのものだった。
ワシントンポストの記事に対しネット上では、
「2chとかでもリンク先ちゃんと確認してる奴ほとんどいないよw」
「わざわざ研究チームが調査しなくてもバカッターがソースを見ない、読めない、理解できない事ぐらいわかってた」
「情報を拡散する以上、リツイートのリンク先は確認するのが責任だと思うのだがね...」
「59%しかいなかったのが驚きだわw日本だと94%くらいだろうな」
などといった意見が掲示板に出ている。