元俳優の高知東生(本名・大崎丈二)容疑者(51)が2016年6月24日に覚せい剤取締法と大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕されたことを受けて、妻で女優の高島礼子さん(51)の動向に注目が集まっている。
7月から放送が始まる高島さんの主演ドラマ放送が「お蔵入り」になる可能性が浮上しているほか、メディアからは早くも「離婚すべき」といった声も相次いでいる。
西川史子「今すぐにでも離婚すべき」
高知容疑者は24日朝、横浜市内のホテルの一室で覚醒剤と大麻を所持した疑いで、一緒にいた知人のクラブホステスとともに厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。ホテルの室内からは大麻を吸うために利用したと思われるガラス瓶やストローなどが押収され、高知容疑者の自宅からもストローが見つかったという。高知容疑者は、高島さんの父の介護などを理由に15年に芸能界を引退していた。
高島さんは同日中に所属事務所を通じて「報道でこのことを知り、ただただ驚いて困惑している状況です」などとするコメントを出した。
高知容疑者の逮捕で、高島さんにはどのような影響が出るのか。まず注目されたのは、7月から始まる高島さん主演のドラマ「女たちの最前線」(テレビ朝日系)だ。高島さんはこのドラマで警察官役を務めることになっている。高知容疑者の逮捕と高島さんは直接の関係はないとは言え、「あまりにも間が悪い」としてドラマにも影響を与える可能性が指摘されている。早くもテレビ局関係者の声として「放送中止も視野に入れた検討を始めました」などと報じるスポーツ紙もあり、先行きは不透明だ。
スポーツ紙の見出しには「離婚のすすめ」「離婚待ったなし」
2つ目の焦点が「離婚問題」。サンケイスポーツは6月26日、高島さんが「複数の関係者から離婚を促されている」などと、「離婚のすすめ」の見出しつきで報じ、東京スポーツも6月25日発行の紙面で「離婚待ったなし」の見出しを掲げた。6月26日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)でも、女医でタレントの西川史子さん(45)は、
「介護をかくれみのにしたっていうことが許せない」
「しかもラブホテルでホステスと覚せい剤なんて」
などと高知容疑者への怒りをぶちまけ、
「今すぐにでも高島さんと離婚したほうがいいと思います」
と切り捨てた。
高島さんがコメント「報道でこのことを知り」は本当か
また、高島さんがコメントで「報道でこのことを知り」としていることにも疑問が出ている。
タレントのテリー伊藤さん(66)は前出の「サンデー・ジャポン」で
「家の中でやってたら、ふつう奥さんとか不審に思うんじゃないかと。よっぽどうまくやってたのかもしれないけどね」
と、いぶかり、和田アキコさん(66)も同日午後放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で
「これ、夫婦でもわかんないかなぁ」
と首をかしげていた。番組では、妻が夫の覚醒剤使用を知りながら黙っていただけでは罪に問われることはないが、注射器などの証拠を隠したりした場合は2年以下の懲役または20万円以下の罰金が課せられる、という菊地幸夫弁護士の見解を紹介していた。