女優を目指している高校1年生の15歳少女が、クレームが相次いだとして人気ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」を降板し、ネット上で話題になっている。別名でしていた過去の活動に関してではないかというのだ。
この少女は、黒木ひかりさん(15)で、2016年10、11月に東京や福岡、大阪で行われる公演でセーラー5戦士の1人を演じることになっていた。
主催者側は、「キャストの事情」とだけ説明
出演者などは5月18日に発表されたが、それが6月14日になって突如、主催者側がホームページ上で別の少女に変更することを明らかにした。理由は、「キャストの事情」とだけ説明されている。
人気ミュージカルのヒロイン降板だけに、ネット上で波紋を呼んだ。
その真相については、ある憶測が流れている。黒木さんは、中学生時代に別名で「ジュニアアイドル」をしており、それにセーラームーンファンがクレームを付けたのが原因ではないかというものだ。
その「別名」は、黒木さん自身がツイッターで認めており、別名時代にはDVDをいくつか出しており、水着姿で胸元などを強調するシーンなどが映されていた。
実際、セーラームーンの公式ツイッターには、5月下旬にクレームが寄せられていた。黒木さんが演じるはずだったセーラーマーキュリー(水野亜美)は清楚なイメージなのに、ジュニアアイドルをしていた黒木さんはその役にふさわしくないという内容だった。
こうしたクレームは、1つのツイッターアカウント(現在は削除済み)からあったことだけは確認されている。
黒木さんも、15日夕になってツイッター上で降板について説明した。