「給料未払い」インド料理店から経営者が消えた 「自主営業」続ける外国人労働者らの声

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「しばらく店は続けますが、いつまでできるかは分かりません」

   シャンティの「SOS」を訴えたポスターがネット上で注目を集めたことをきっかけに、6月14日に開設された「シャンティ従業員一同」というツイッターアカウントには、「弁護士に相談したらどうか」「頑張って下さい!」などと具体的なアドバイスや応援メッセージが続々と集まっている。

   J-CASTニュース記者も6月23日、シャンティ駒込本店を訪れた。すると、経営者は不在のままで、外国人従業員だけで「退去」期限の20日が過ぎたまま、営業を続けていた。

   従業員の1人に改めて話を聞くと、自主的に営業を続けているのは、労基署の担当者に相談した上でのこと、と説明した。

   さらにネット上などで応援メッセージが出ていることについても、

「色々な方からメッセージを貰っていて、本当にありがたいと思っています。全従業員を代表してお礼を伝えたい。あと、モノやお金を送ってくれようとする人もいますが、断っています。いまは、応援の言葉やアドバイスだけで十分です」

と感謝の言葉を述べていた。

   ただ、従業員は今も経営者とは連絡が取れない状態が続いている。J-CASTニュースが経営者の携帯電話に接触を試みているが、23日18時現在、携帯電話の電源が入っていないなどの音声アナウンスが流れるだけだった。

   同店のホームページは6月17日までに1度更新され、「シャンティは全店閉店いたしました。長い間のご愛顧ありがとうございました」とのメッセージが表示されていたが、23日現在、サイトごと削除されている。

   従業員たちは、「ホームページはなくなりましたが、しばらく店は続けます。ですが、いつまで営業できるかは分かりません」と沈痛な面持ちで話していた。

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