民進党「詳細は把握していない」
16年6月17日の日刊スポーツ電子版がこうしたゴタゴタを報じるなどすると、ツイッターで
「誰も行かなくていい」
「これはだめだ」
「都民に顔向けできるのか?」
と非難の声が湧きあがった。また、都議らが舛添知事の「公私混同」疑惑を議会で厳しく追及していたためか、「特大のブーメランが都議の皆さんに刺さる」との指摘も出た。
共産党都議団の大山とも子幹事長も21日のJ-CASTニュース取材に、「私たちは『(派遣人数は)最小限にするべきだ』と言い続けてきた。(辞退分の割り振りを受け入れた自民、民進党は)都民の批判を免れないと思うし、本当に許されない」と憤る。舛添知事への批判がそっくりそのまま返ってくるのでは、という質問には「それは、もっともです」と答えた。
なぜ、辞退枠の割り振りを受けたのか。都議会民進党の担当者は、最終的に同党から4人がリオへ派遣されると明かしたものの、「詳細は把握していない。そもそも理事会の中で話し合われたことは明かせない」と取材に語った。都議会自民党へも21日昼前から複数回問い合わせているが、コール音が鳴るのみだった。