東京は4日で踏破、次は埼玉だが...
アプリ導入後5日目の朝、出勤後にアプリを確認したら、いつの間にか東京を制覇していた。通知など特別な演出はなく、ひっそりと「埼玉県」の表示に。だが「この通勤中に、東京を踏破していたのか」――そう思うと喜びはひとしおだった。
歩き終えた各都道府県については、アプリ上で名物、名所の豆知識が見られるようになる。47枚のカードが並んでおり、未制覇の都道府県には鍵の絵柄が描かれていて見られない。カードがコレクションされていく楽しみを味わえる。
さあ埼玉へ。意気揚々と臨んだものの、制覇に要するのは7万8000歩。まさかの東京の2倍で、気が遠くなった。よくよく考えたら、東京都の面積は47都道府県中3番目に小さい。比較的楽にクリアできる「ボーナスステージ」だったのだ。
日本地図完成まで、一体何年かかるのかと途方に暮れる。伊能忠敬は17年を要したという。負けじと記者は、今日も歩く。