大手マスコミサイトにも「免責事項」はある
そもそも、削除した「免責事項」は千葉日報オンラインの前身「ちばとぴ」時代のもので、06年ごろから掲載されていた。14年6月に千葉日報オンライン利用規約を制定した際、吸収統合されるはずだったが、現在まで残っていたのだという。
「当時を知る者は現在いませんが、(2006年当時は)やはりニュースサイトの報道について認識が追い付いていなかった部分もあったのではないかと思います」(同社担当者)
千葉日報オンライン利用規約内にも「当社は千葉日報オンラインについていかなる保証(サービスの機能およびコンテンツ等の完全性、正確性、有用性等を含みます)をする義務も負いません」といった一文があるが、こちらも「内容を精査の上、必要があれば追って改訂したい」としている。
ただ、大手マスコミの運営サイトでも、似たような「免責事項」が確認できた。「時事ドットコム」や「CHUNICHI Web」(中日新聞)、TBS、フジテレビ公式サイトなどは「提供する情報の内容は万全を期しておりますが」「様々な注意を払っておりますが」「作成時点までの信頼できると思われる各種情報、に基づいて作成されていますが」とただし書きを付けたうえで、「内容の正確性、有用性、安全性、その他いかなる保証を行うものでもありません」「内容を保証するものではありません」と明記している。