参院選の公示を前に複数の報道機関が行った世論調査では、いずれも自民党が支持率を落とし、民進党が上昇傾向を見せた。産経新聞とフジニュースネットワーク(FNN)が2016年6月18、19日に行った調査では、自民党の政党支持率は37.7%で前回調査(5月28、29日)より3.4ポイント減少。民進党は0.4ポイント増えて8.3%だった。毎日新聞が同時期に行った調査でも、自民が2ポイント減の31%、民進が3ポイント増の10%だった。読売新聞が6月17日から19日にかけて行った調査では、自民党が前回調査(6月3~5日)から5ポイント低い35%、民進党が3ポイント高い9%だった。
オバマ大統領の広島訪問で支持率が上昇した反動や、政治資金問題で辞職を表明した舛添要一・東京都知事をめぐる問題が影響しているとみられている。