蓮舫氏「言葉は乱暴だが、趣旨は共鳴」
そうしたなか、参院選を前に自民党との対決姿勢を強める最大野党、民進党代表代行の蓮舫氏の18日のツイッターが目を引いた。蓮舫氏は、日経電子版の記事を引用して、「(麻生氏の)言葉は乱暴」だと前置きしながらも、
「(『いつまで生きるつもり』を)見出しにする報道はいかがか」
と指摘。そのうえで、
「1700兆円もの個人金融資産の多くを保有する高齢者に『消費』に使ってもらいたいという趣旨は共鳴。問題は、どうして『使わない』のか。消費税増税先送りでも社会保障の充実は先送りすべきではない。」
と投稿。麻生氏の問題提起を正面から受け止めないメディアの取り上げ方を蓮舫氏が批判したようにも読め、麻生氏にとっては一面的な切り取り方をするメディアに対する意外な援護になった形だ。