府教委「学校側の説明不足に尽きる」
同級生との卒業を望んだ女子生徒に突き付けられた難しい判断。報道を受けて、ネット上では
「ルールが絶対であり、例外が認められないという日本のよくある在り方だ」
「もう少し柔軟な対応はできなかったのか」
「時代錯誤も甚だしい」
と学校側の対応に批判が巻き起こった。
京都府教育委員会の担当者は取材に対し、「学習指導要領に沿った指導でも、実技分を実技以外のものでおさめることはできます」と説明する。
一般的に、欠席を繰り返した授業は補習を受けなければ履修できず、体育であればそこに実技も含まれる。ただ、担当者によると、総合的な判断のうえ例外も認められるはずだという。
「今回の件はやはり、学校側の説明不足に尽きるのではないでしょうか。実技をどうするか、女子生徒としっかり相談できていれば、学校側が配慮できると明確に伝えていれば、こんなにもつれなかったはずです」