「ポスト舛添」本命なし? テレビに出ていれば誰でもいいのか

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長妻氏「2万%ありません。...と言うと誤解を受けるので100%ありません」

   一方の民進党では、舛添氏を激しく批判してきた人を中心に出馬の可能性が指摘されている。蓮舫代表代行(48)、長妻昭代表代行(56)などだ。ただ、蓮舫氏は7月10日投開票の参院選に東京選挙区から立候補予定で、このタイミングで都知事選に鞍替えできるかは未知数だ。

   また、長妻氏は6月15日に開かれた参院選向け公約の発表会見で、自身の出馬について、

「あのー、2万%ありません。...と言うと誤解を受けるので100%ありません。(中略)それ(出馬)は考えていない」

などと否定。「2万%」とは、橋下徹・前大阪市長(46)が大阪府知事選への出馬を否定する時に否定した時に使った言葉だが、直後に前言を翻して出馬表明したと言う経緯がある。

   そういったこともあって、会見で隣の席に座っていた山尾志桜里政調会長(41)から、

「『2万%ない』って言ったら、(出馬)するみたい」

と突っ込みを受けていた。

   このほか、メディアでは、橋下氏、東国原英夫・前宮崎県知事(58)、おおさか維新の会から参院選に出馬を表明している田中康夫・元長野県知事(60)、片山善博(64)・元鳥取県知事(64)、増田寛也・前岩手県知事(64)など、知事経験者の名前も多数取り沙汰されている。

   また、前回の都知事選で出馬が取りざたされたジャーナリスト池上彰氏(65)などの名前もあがる。また、前回の都知事選で立候補して落選した弁護士の宇都宮健児氏(69)は舛添氏の答弁について都議会を傍聴に訪れており、今回も立候補するか関心を集めている。

   さらに、舛添氏の前任の猪瀬氏(69)に対しても一部で期待論があるが、猪瀬氏は、辞任の引き金になった徳洲会グループからの資金提供問題で14年に罰金刑が確定している。これにともなって5年間公民権が停止されているため、19年まで立候補はできない。

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