JTB、約800万人の顧客情報流出か 住所やパスポート番号も

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   JTBは2016年6月14日、インターネット販売を手掛けるグループ会社「i.JTB (アイドットジェイティービー)」のサーバーに不正アクセスがあり、約793万人分の顧客情報が流出した可能性があると発表した。14日現在、流出の事実は確認されていないという。同社は、流出の可能性がある顧客のメールアドレス宛てに、順次メールを送っている。

   発表によると3月15日、i.JTBのパソコンが、取引先を装うメールの添付ファイルでウイルスに感染。その後、外部からの不正侵入者がデータファイルを作成して削除した形跡が見つかった。そして、そのデータファイルを復元する過程で、データに個人情報が含まれることを確認した。

   流出した可能性のある個人情報は氏名やメールアドレス、住所、パスポート番号などで、クレジットカード番号や銀行口座情報は含まれていない。

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