舛添問題、「選んだ都民の自業自得」 長谷川豊が「監視」不足を指摘

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「くやしいが正論すぎる」の声も

   反論の中で目立つのは「では、あの都知事選挙で誰に投票すれば良かったの?」というもの。

   2014年の都知事選に出馬したのは、舛添氏の他は、元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)、元首相の細川護煕氏(78)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(67)=年齢はいずれも現時点=ら。「消去法だった」「仕方がなかった」と感じている人は少なくないようだ。

   ちなみに投票率は46.14%。舛添氏の投票したのはこのうちの43.40%=約211万人だ。これは、当時の有権者の約20%だった。

   「監視すべき」という意見への疑問も上がっている。都知事選以前にも、週刊誌などでは舛添氏の婚外子問題などが報じられていたものの、新聞各社を巻き込むほどの目立った批判はなかった。国会議員時代の政治資金の私的流用疑惑は今でこそ騒がれているが、選挙当時、一都民がこれにたどり着くのは至難の業だ。そのため、

「権力の監視はマスコミの仕事のはず」
「知事やる前と後で180度言動の違う人間の何を見抜けと...?」
「無茶言うなよ、まさか政治資金を悪用するヤツだとはマスゾエが嫌いで票をいれなかった連中もわからんかっただろ」

といった反論も上がっている。

   ただ、「本来は都民が責任を果たしリコールをすべき」「わかってる。だから辞めさせようとしてるんだよ」と理解を示す人も多い。

   長谷川氏といえば、何かと過激な主張をしては物議を醸してきたが、今回ばかりは「くやしいが正論すぎる」「まぁその通りだな」「同意せざるを得ない」と、意見を同じくする人々が相次ぐ「珍しい」展開を迎えている。

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