総務省がツイートを謝罪 批判殺到の「ICT女子プロジェクト」を紹介

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   総務省は2016年6月13日、テレコムサービス協会が主催する「ICT女子プロジェクト」の報道資料に不適切な記載があることに気づかず、同省が運営するツイッターアカウントで紹介してしまったとして、謝罪した。

   テレコムサービス協会は、電気・通信事業者などによる業界団体。6月9日、「全国津々浦々でICT(編注:情報通信技術)を用いて活動する女性(ICT女子)を発掘し、彼女達に一層の活躍の場を提供するための取組み」として「ICT女子プロジェクト」を立ち上げたことを報道発表した。その一環で、プロジェクトを一緒に盛り上げる「ICT48」のメンバーを募集。公式サイトに募集要項を掲載した。

   ところが、その募集要項に「13~24歳」という年齢制限があったことや、応募用紙に身長や体重の記入欄、全身写真の添付欄があったことなどから、ネット上で「年齢や容姿は関係ないだろう」といった批判の声が相次いだ。

   「総務省ICTツイート」(@MIC_ICT)は9日に投稿で企画を紹介していたが、13日、公式サイト上で

「報道資料等について内容を精査することなく、総務省ICTツイートで拡散してしまいました。テレコムサービス協会の報道資料のリンク先に不適切な記載があることに気づかず発信してしまったことについて、お詫び申し上げます」

とする謝罪コメントを発表。あわせて、同アカウントでもお詫びツイートを投稿した。

   なお、「ICT女子プロジェクト」の公式サイトは現在、閲覧できない状態になっている。

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