「私は全ての給料をご辞退申し上げて働く」
舛添氏は「それは私が知事の座に連綿としてしがみつく、そういうことではございません」と、あくまで自身のためではないことを強調。それを示すためか、「私は全ての給料をご辞退申し上げて、全身全霊、都民のため、都政のために働きたいと思っております」と、給料全額カットを明言した。
そして再び、選挙とリオ五輪が重なることについて「そういう混乱はどうしても公益にそぐわない」と熱弁し、
「どうかそういう意味でこの時期を猶予していただいて、その上で私が都知事としてふさわしくないと、そういうご判断を都議会の皆さんがなさるときには、不信任案を私に頂ければと思います」
と要望した。突然の踏み込んだ発言に議場は妙な雰囲気になった。
しかし「猶予発言」について、ネット上では
「貴方のせいでとっくの昔に混乱していると思うんですよ」
「都知事としてリオに顔出したらそれこそ恥」
「不信任知事をリオ五輪の映像の中に残すべきでない」
といった厳しい声が多々寄せられている。
最後の最後で舛添氏が繰り出した「けん制」は今後、どう影響するのか。