「関係性を理解した上でのトークでした!」と釈明
一見すると微笑ましいやりとりだったのだが、ネット上では「タモリさんに『おそ松さん』を解説するのは失礼」とする見方が出て、物議を醸した。
タモリさんといえば、下積み時代から赤塚さんと親交が深く、08年に赤塚さんが亡くなった際には、告別式で白紙を手に「私も、あなたの数多くの作品のひとつです」とする弔辞を読んだほど。そんな人物に「おそ松さん」を説明するのはよろしくない、ということのようだ。
加えて事を大きくしたのが、「生駒さんがタモリさんに『おそ松くん』を知っているか尋ねた」と勘違いした人々だ。ネット上には
「世に出るきっかけが赤塚先生だったタモリに『おそ松くん知ってますか?』と訊いちゃう乃木坂生駒 知らんというのは恐ろしいのう......」
「赤塚不二夫チルドレンのタモリに向かって『おそ松くん知ってますか?』と聞くのは愚問が過ぎるぞ」
といった声がいくつも上がり、批判が加速した。
こうした反応を受けてか、生駒さんは同日中にブログを更新。発言については「赤塚不二夫先生とタモリさんの関係性といいますか、ちゃんと私は理解した上でのトークでした!」と、2人の絆を知った上で説明していたことを明かした。
言葉足らずだったことは自覚しているようで「生放送の短いトーク時間に全てを語るのはやはり難しく」と釈明。「せっかくの楽しい時間、疑問やモヤモヤした気持ちにさせて本当にすみません」と、謝罪めいた言葉もつづった。
ただ、タモリさんが「おそ松くん」を知らないわけはないが、リメイク版である「おそ松さん」となれば、どこまで知っているかは微妙なところ。生駒さんはあくまで「おそ松さん」について知っているか尋ねたに過ぎず、ネット上では「失言ではない」「これは可哀想」といった同情コメントも多数寄せられている。