乃木坂46の生駒里奈さん(20)が音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演した際のトーク内容について、「疑問やモヤモヤした気持ちにさせて本当にすみません」などとブログで釈明した。
人気アニメ「おそ松さん」について司会のタモリさん(70)と話したところ、ネット上で物議を醸したためだ。しかし一部の批判は、実際の発言を勘違いした上での「的外れ」なものだった。
おそ松ネタで「タモリさんは知ってましたか?」
発言があったのは、2016年6月10日の放送。番組では「注目の音楽TOPICS」の1つとして、人気アニメ「おそ松さん」の関連CDが大ヒットしているという話題を取り上げた。
「おそ松さん」は故・赤塚不二夫さんの代表作「おそ松くん」を土台にしたギャグアニメで、原作の六つ子たちが大人になり、ニート生活を送っているという設定だ。2015年から放送され、大ブームを巻き起こした。
生駒さんはアニメオタクとして知られ、大のおそ松さんファンでもある。番組でタモリさんから「生駒はおそ松さん好きなんだ?」と話をふられると、
「はい、もう大好きで!今、一番人気といっても過言ではないアニメなんです」
と即答。その上で、こう尋ねた。
「『おそ松くん』が原作なんですけども、タモリさんは知ってましたか?」
これにタモリさんが「知ってる知ってる」と応じたため、「ほんとですか?おそ松『さん』ですよ?」と念押し。すると今度は「ん?『さん』じゃないよ、『くん』だよ」と返ってきたため、生駒さんは
「『くん』のほうは逆に若い子が知らなくて、『さん』を知ってから原作のほうを知ったっていうかんじなんですよ」「ギャグも満載で、大人が見ても面白いアニメです」
などと力説してみせた。タモリさんは笑顔を浮かべながら「おー、そんなふうになってんだ」「へぇぇ」と驚いた様子をみせた。