「キャスターやらなければ...」との声も
古舘さんは3月の「報ステ」最終日に、12年間を振り返って、こう語っていた。
「正直申しますと、窮屈になってきました。もうちょっと私は、自分なりの言葉、しゃべりで皆さんを楽しませたい、というような、わがままな欲求が募ってまいりました」
「しゃべりで楽しませる」という宣言通り、バラエティーの世界に帰ってきた古舘さんを見て、視聴者は好印象を持ったようだ。一方、働き盛りの50代の年月を「報ステ」に費やしたことに、ツイッターでは「もったいない」との感想も出ている。
「古舘さん、キャスターやらなければ...って思うよ。でも、安住アナ嬉しそうだなー」
「古舘伊知郎、結果的に報道キャスターには向いてなかったんだろうけど、やっぱり凄いな。それだけに報ステに縛られた年月がもったいない気がしてしまうな」
古舘さんは6月12日にも、トーク番組「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に出演予定。報ステ開始まで出演してた「おしゃれカンケイ」の後継番組で、いわば「古巣」に舞い戻る。キャスターイメージからの脱却は、意外に早く行われるのかもしれない。