小林麻央への取材攻勢「命にかかわる」 それでも海老蔵宅に張り付く報道陣

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川島なお美さんも無神経な質問されたと告白

   海老蔵さんは会見後に更新したブログでも、麻央さんについて「あくまでも病人なので」と前置きした上で、「マスコミの方々にはしつこいようですが静かに見守って頂きたいです」と改めて呼びかけていた。

   だが、それでも一部マスコミによる海老蔵さん宅周辺への取材は続いたようで、翌10日夜にも「お仕事である事は重々承知しておりますが、人の命に関わることです」「マオ本人の負担になるような撮影はやめてください」と訴えた。さらに11日にも、前日のブログの「お願い」を取り上げたニュース記事を引用し、「この事はお願いしたいことです」と再度要請していた。

   ツイッターやネット掲示板には、

「こんな当たり前のことをわざわざ何度も言わせないといけないとは」
「ストレスで病状が悪化したらどう責任取るんだ?」
「そっと見守ってあげるのが一番だと思う」

といったマスコミ批判や、海老蔵さんへの同情のコメントが相次いでいる。

   病気を患った芸能人に対するマスコミの過度な取材が問題視されるケースは、過去にも起きている。

   最近では、15年9月に胆管がんで亡くなった女優の川島なお美さんが、病院の前で女性誌の記者から無神経な質問をぶつけられたことを告白し、大きな話題を集めた。具体的には、「お墓を買ったんですか?」「ご主人にあてた遺書がある?」などと聞かれたという。

   川島さんが亡くなったのは、このブログを更新した13日後のことだった。ネット上では当時、「この記者は、いま何を思うんだろうね」といった声が出ていた。

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