ほうれん草とベーコンは相性悪い 「定番おかず」実は栄養吸収を阻害

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定番のみそ汁の具材もアウト!?

   ニュー野菜だけでなく、昔からある野菜でも、食べ合わせによって栄養価をアップさせることができる。

   まずは、きゅうりとみそ。居酒屋などで定番の組み合わせだが、きゅうりに含まれるビタミンCと、みそに含まれるコレステロール値を下げるレシチンという成分のダブルパワーで老化防止につながる。

   にんじんは鶏肉とあわせるのがオススメだ。鶏肉の脂がにんじんに多く含まれるベータカロテンの吸収を促進させ、動脈硬化や生活習慣病の予防が期待できる。

   医師専用のコミュニティーサイトで「医者が健康のために積極的に食べているもの」第1位に輝いたほど健康効果が期待できるトマトは、アボカドと一緒に食べるとさらに効果が増す。

   余分なコレステロールを体外へ排出し、善玉コレステロールを増やす働きがある成分「リコピン」がトマトには多く含まれているが、アボカドの中の脂が、これの吸収を促進する。

   栄養の吸収を阻害する、悪い食べ合わせもある。

   弁当などに入れることも多いほうれん草とベーコンは、実はベーコンのリン酸塩がほうれん草の鉄分やカルシウムの吸収を阻害するため、よくない組み合わせだ。対策として、炒める前にベーコンを茹でると、阻害することはなくなる。

   みそ汁の具として定番のねぎとわかめも、ねぎに含まれるリンや硫化アリルがわかめのカルシウムの吸収を阻害してしまう。リンとカルシウムのバランスを調整するシラスや青魚と一緒に食べるとよい。

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