「ストーカー」と「ファン」見分けるビジネス 芸能人SNS書き込みを24時間監視

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女性アイドルとお笑い芸人で異なる「危険ライン」

   若い女性アイドルと男性お笑い芸人とではつきまといの可能性の判断が異なるため、対象となる芸能人それぞれの危険ラインを設定し、熱心なファンとそうではないファンの識別をする。初期費用は10万円からで、月額も10万円からになっている。サービスは16年6月3日に始まっていて、既に芸能事務所から数件の問い合わせが入っているという。

   確かにこのところ芸能人のストーカー被害のニュースをよく目にする。タレント葵つかささん(25)は自身のツイッターに、

「全国ツアーどこかでなにかあるかも。気を付けろ。おまえのこと襲いに行ってやる」

などと投稿された。犯人の男(48)は16年6月8日までに警視庁によって逮捕された。

   セクシー女優の紗倉まなさん(23)は、16年6月6日にツイッターで、

「知らない人にずっと付きまとわれてろくに買い物もできず。電車に乗って車両を変えても、どれだけ歩いても、近くまでやってくる。やめてほしいなぁ。とても、怖い」

などとつぶやき、新聞記事になった。

   お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(35)は、24歳の女にストーカー被害を受けていると警察に通報し、女は15年7月に警視庁に逮捕された。村本さんは逮捕を知り、ツイッターで、

「人混み、夜道、いつか刺されると思いながらの2年間でした」

などと心境を吐露していた。

   ツイッター上ではこの新サービスについて、

「一般人にも!!ツイ垢復活したって連絡来てから気が気じゃない...」
「本当はこうしたサービスがなくてもよい環境だとよいのですが」

などといった意見が出ている。

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