フリーアナウンサーの小林麻央さん(33)の乳がんについて、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)が公表したことをうけ、小林さんの姉・麻耶さん(36)の過去のブログ記事にあらためて注目が集まっている。
麻耶さんは約9か月前のブログで、さりげなく乳がん検診の受診を呼びかけていた。海老蔵さんによると、麻央さんの乳がんが発覚したのは1年8か月前。麻耶さんは、麻央さんの病状を知った上でブログを書いたとみられ、ファンから「妹思いだ」「胸が苦しい」といった声が寄せられている。
「どんな気持ちで書いたのか......」
市川さんは2016年6月9日、都内で会見し、妻・麻央さんの乳がんを公表した。その中で、「家族一丸となって麻央をバックアップしている中、麻耶さんも一生懸命(麻央さんの病気を)隠しながら、一生懸命お仕事をして、この1年間すごく大活躍されている」と話した。麻耶さんは、6月1日から体調不良を理由に活動を休止している。
奇しくも麻耶さんは15年9月23日のブログで、乳がんに関する記事を投稿していた。タレント・北斗晶さんの右乳房全摘手術に触れ、「皆さんは乳がん検診受けていますか?日本では12人に1人が乳がんになっています。女性の皆さん、自分を守るため検診に行きましょう。男性の皆さん、大切な女性を守るため『検診に行ってね』とぜひ伝えてください」と綴っていたのだ。
映画「余命1ヶ月の花嫁」(09年公開)の主演女優・榮倉奈々さんへのインタビューがきっかけで、自身もがん検診に通うようになったと明かし、
「マンモグラフィー(乳房のX線撮影)は相当痛いと聞いていたし、怖いし、恥ずかしいと検診を受けることを躊躇していましたが、『病気になったらもっと痛いし、怖いよ』と言われ、受ける勇気を持つことが出来ました」
と振り返った。
当時は北斗さんとの関わりで語られていたこのブログ記事。しかし、海老蔵さんの会見で麻央さんの乳がんが1年8か月前に発覚していた、麻耶さんは妹の病気を隠し続けていた、と明かされると、改めて注目を浴びた。時系列的に、麻耶さんは妹の乳がんを知った上でこのブログ記事を書いたと考えられるからだ。
ツイッター上では
「妹のことを思ってたんだろうなぁ」
「どんな気持ちでこのブログを書いたのかと思うと胸が苦しくなる」
と、麻耶さんを気遣う声が寄せられている。