ダイドードリンコは、大阪府・京都府・和歌山県など関西エリアにおいて、2016年6月7日から自動販売機を活用した傘のレンタルを開始した。利用は無料で、最大170の自販機にレンタル傘の入った「レンタルアンブレラBOX」が設置される。借りた人は利用後に元の場所に戻すことが義務付けられる。
同社は15年10月から大阪市内で実験的に60台の自販機にレンタル傘を置いたところ好評だったため、16年6月7日から本格的な展開に入ることを決めた。大阪市では路面を中心にしていたが、これからは特に傘の活用頻度が高いと想定される事業所内などのロケーションを優先させる。近畿日本鉄道と連携し、忘れ物傘で所有者が分からなくなったものをリサイクルする「リサイクル傘」を全体の15%~20%にする予定。