同志社含む「関関同立」は関東の「MARCH」とも
「高学歴」という言葉は、その本来の意味を離れて「難関大学卒」を示すことが多い。線引きは難しいものの、メディアにおいては、東京大、京都大、早稲田大、慶應大あたりがモテはやされる傾向にある。
では、同志社大学はどうだろうか。河合塾調べの偏差値一覧(2017年度)を見てみると、同大の偏差値は55.0~65.0。カズレーザーさんが在籍していた商学部は60.0だ。同じ私立でみてみると、慶應大は 65.0~70.0、早稲田大学は60.0~70.0となっている(いずれも文系学部のみ。センター利用を除く)。
単純に偏差値だけで見ると、「いわゆる」高学歴大学の後塵を拝している。
関西エリアでは、有名私大群の通称として「関関同立」という呼び名がある。関西大、関西学院大、同志社大、立命館大のことで、首都圏の有名5私大を指す「MARCH」(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の関西版、もしくはその少し下、とも言われる。
MARCHをめぐっても高学歴か否かの論争が根強くある背景を考えれば、カズレーザーさんの「高学歴」という紹介を機に議論を呼ぶのも不思議ではない。
なお、2015年には眞鍋かをりさん(36)や福田萌さん(31)の出身大である横浜国立大学をめぐる同様の議論が盛り上がりをみせた。J-CASTニュースが実施したアンケートには4万以上の票が集まった。最も票を得たのは「早慶より見劣りするが高学歴だと思う」で全体の34.4%。2番目に票を集めたのは「早慶と同様、高学歴だとは思わない」で25.3%だった。